多くの女性の悩みである下半身太り。本当に、ここにはお肉がすぐにつきますよね~。寒い冬の時期は何とかコートで隠せますが、春~夏になると自然と薄着になります。今からでも遅くないので、下半身太りの対策を始めましょう。
ところで下半身は、なぜ太るのでしょうか。そもそもこの下半身太りの原因は何なのかを探ってみると、数多くの原因が見つかります。
むくみ、骨盤のずれ、冷え、食べ物、姿勢が悪いなどです。下半身のぜい肉がなかなか取れない人は、生活習慣の見直しがかなり必要な気がします。
身体がむくむ原因
一番の強敵はむくみと冷えです。体がむくむ原因は色々ありますが、たとえば食事です。濃い味付けを好む人は、塩分の摂りすぎでむくみやすくなります。腎臓にもあまり良くないので薄味を心がけましょう。特に塩分過多から始まるむくみの場合、太ももに影響があるようです。
1日どれぐらい塩分をとればいいのかというと、厚生労働省が発表している日本人の食事摂取基準では、成人の1日当たりの塩分摂取の理想量は男性が10g以内、女性は8gまでになっています。
それでは、むくみと冷えの対策はどうすればいいのでしょうか?
バランスのとれた食事とむくみに効果的な食品
まず一つ目は食事です。既にむくんでいる人や下半身に老廃物が溜まりブクブクしている人は、むくみ解消に効く食べ物を積極的に摂ると、効果が現れやすいです。
基本はバランスのとれた食事を摂るように心がけ、カリウムを含む食品も選びましょう。バナナ、じゃがいも、りんご、きのこ、ほうれん草、玄米ご飯などです。カリウムは利尿作用が働くので、むくみ解消に役立ちます。
またビタミン、ミネラルも足のむくみに効きます。アーモンド、緑黄色野菜、海藻類、豚肉、豆腐、ゴマなどです。これらの食材は美容効果にも活躍してくれるものばかりです。
二つ目は、むくみを解消するストレッチやエクササイズをすることです。
むくみ解消エクササイズ
下半身のむくみは、多くの女性が共通する悩みですが、むくむのは体が冷えている証拠です。そのためお風呂は、実は1日のむくみを解消するのに最適な場所なんですね。
入浴時に体を温めながら、むくみを解消するエクササイズを紹介します。お風呂で温まってもすぐに下半身が冷えてしまう人は、むくみも強く出てしまいがちに。
これからの季節は特に、お風呂でしっかり体を温めることを意識しましょう。ゆっくり湯船に浸かることで体を温めるだけでなく、お湯の適度な圧が体を刺激し、むくみを改善する効果も期待できます。
湯船に浸かって体が温まってきたら一度洗い場に出て、脚の後ろ側を念入りにストレッチしてほぐしましょう。
- 椅子に座る。片足のかかとを両手で持ち、膝を曲げながら太ももをお腹に引き寄せる。
- その位置から延ばせる範囲でゆっくりとひざを伸ばしていく。
- しばらく伸ばしてストレッチしたら、一度ひざを曲げて再び伸ばす。
- 膝を伸ばす動きの時は、ゆっくりと足の裏側全体が伸びているのを感じながら行う。
- 5~10回ほど行う。
- 反対側の同様に行う。
- 次に片足を伸ばし、かかとを床について降ろす。足と逆の手で足の指先をつかみ、前へ引いていく。このとき、ふくらはぎが伸びているのを感じるはず。
- 息を吐くタイミングで上半身を脚の方へ近づけるようにして、上半身の体重を足に預けていく。
- 指先を手前に引く角度を調節しながら、無理のない位置を探す。5~10呼吸ほどキープする。
- 反対側も同様に行う。
普段使っている入浴剤をデトックス効果があるものにすると、ダイエットの効果も高まります。
脚の筋肉不足はむくみの大敵です。上記のストレッチの後に簡単なエクササイズを取り入れましょう。
- 椅子に座ったまま片足を伸ばし床から浮かせる。
- 脚の後ろ側の筋力で支えるように意識しながら、ゆっくり足首を回していく。
- 内回り10周、外回り10周行ったら回しにくい方向をさらに10周行う。
- 反対側も同様に行う。
ストレッチとエクササイズが終わったら、再び湯船に浸かって体を温めておきます。お風呂で簡単にできるものを紹介しましたが、体が温まる入浴時のむくみケアは効果が大きいので、ぜひ試してみてくださいね~。