- 太い脚を細くしたい。
- 足痩せ効果があるのは筋トレとマッサージのどっち?
- 足痩せに効果のあるのはランニングとウォーキングのどっち?
あなたは余分なお肉がついていく順番は知っていますか?
太るのは下から、痩せるのは上からが鉄則なので「ふくらはぎ → 太もも → 背中 → お腹」の順番です。それは、人間の体は重力に逆らって二本足で立っているからです。
だって下から細くなってしまったら、安定が悪くなって転びやすくなりますよね。どうしても脚を痩せたい場合、足痩せはある程度長期でやる覚悟が必要です。
足が太くなる原因
女性の足が太くなる原因の一つに「姿勢が悪い」ことが挙げられます。立ち方が悪いと骨盤が開いて、足が太くなってしまいます。立ち方をモデル立ちにすれば、どんどん体形が変わっていきます。
猫背にならず、背筋を伸ばして肩甲骨を寄せて胸を張ります。歩くときは地面のタイルなどを意識して、まっすぐ足を出します。ガニ股になったり内股になったりしないことです。
パンツ姿の女性が歩いているのを後ろから見て下さい。腰を軸にして、お尻を回転させながら歩くのがわかるはずです。あの歩き方で綺麗な足とくびれが作れます。
ガニ股で歩くと、お尻が回転せずに男性のように前後に足が出るだけになります。それでは女性らしいラインときれいな足が作れません。そういうことを意識して過ごすだけでも、スタイルは徐々に良くなります!
無理のない運動の習慣が大切
足が太いのは、ほとんどが脂肪です。改善のためには、食べ過ぎの改善や運動で消費を高めるのが効果的です。脂肪燃焼が目的ならウォーキングなどの有酸素運動、室内なら踏み台昇降やダンスなどが定番です。
太ももは一番筋肉のある場所なので、使うとそれだけでカロリーを消費します。おすすめはウォーキングです。30分歩くだけでも効果があり、長く続けることが大切です。
速足ウォーキングやスロージョギングのように、筋肉にはあまり負荷をかけずに全身をリズミカルに長時間動かし続けてみてください。脂肪が燃焼して、細く引き締まるようになります。
無理のない運動の習慣で全体の脂肪を減らせば、脚の無駄な脂肪も減って細くなります。このように、運動は無理なく気軽にできる程度でやるのが吉です。慣れるにつれて徐々に運動量を増やして続けることが大吉です。
セルライト除去はマッサージがおすすめ
25歳を過ぎると、お尻の下や太もも付近にセルライトがつきやすくなります。セルライトが溜まると水着姿にも自信が持てなくなるし、美しいものではありませんよね…。
対策としてはスリミングジェルなどがありますが、手軽に取り除く方法があります。お風呂で体を洗うついでにマッサージすればいいのです。方法は簡単で、気になる部分をつまんで引っ張り、体の中心に向かって押し流すだけです。
セルライトは脂肪と老廃物の塊なので、つぶして流すようにマッサージすると確実に減っていきます。もう一つおすすめなのが、リンパマッサージです。
リンパとは毒素を運ぶ腺ですが、滞るとどうしても代謝が下がります。ですから、ここも体を洗うついでにマッサージしてあげると良いです。下から上にマッサージして、最後に腕と足の付け根のリンパ節を押すだけで、リンパの流れが良くなります。
筋トレは効果なし?
筋肉はすぐに付くような甘いものではなく、120㎏を担いでスクワットを必死でやっていても、1年でわずかな筋肉がつくぐらいです。このように筋肉の成長って遅いものです。
筋肉は運動の負荷に応じて成長します。負荷をほとんどかけないなら、ちょっと付いたら頭打ちになります。例えば、ボディビルダーが子供でも持てるような、軽いダンベルで鍛えているとは思わないですよね。
自分の限界くらいのもので鍛えるから、徐々に筋肉が応えていくのです。筋トレは大事ですが、実は筋トレをやっても足は細くなりません。スクワットのように負荷の高いトレーニングは、筋肉を太く肥大させ、たくましくなります。
食事量を減らしてみる
いくら運動を心掛けても、食べ過ぎているようでは痩せることはできません。食事量を減らすなどして脂肪を落とすようにしましょう。逆に食事制限をすると空腹で長続きしにくいものです。必要な栄養まで不足しがちになるので食事の管理が大切になってきます。
きのこ、海藻、野菜などを多くして摂取カロリーを押さえながら、その他の必要な栄養素もバランスよく確実に摂りましょう。脂肪を燃やすのにたんぱく質や炭水化物などのエネルギーも必要です。
体重が落ち始めると、自分の骨からカルシウムを補給し始めます。骨がスカスカになったりホルモンバランスが崩れたりしないように、乳製品などを意識して摂るようにします。
また、甘いものやスナック菓子などの間食をしないようにして、無駄な油分や糖分を遠ざけて3食しっかり食べることも大切です。葉野菜を多くして摂取カロリーを抑えれば、満腹に食べても減量することができます。
空腹を我慢しないで良いので簡単で、正確な数字でカロリー計算をする必要はありません。無駄に高カロリーなものを遠ざけるようにしていきましょう!
まとめ:
顕著な結果を期待して、なかなか痩せないと考えるのではなく、「数か月で1キロでも痩せているなら順調」という位の気持ちで、気長に継続することが足痩せのポイントです。必死に頑張って痩せても、食生活などを元に戻せばまた太るからです。
毎日の体重の変化に気を付けて食事や運動量を加減しながら、時間をかけて減量するのは精神的にも難しいものですが、このゆるい減量期間をずっと続けることが、リバウンドしない道です。
ダイエットは急に痩せないように体重管理することも大切です。急な減量は無駄な脂肪だけでなく、健康を損なうなど大切なものまで失ってしまう可能性があるからです。
目標に達した後も体重管理を継続し、たとえば旅行などに行って体重が増えたとしても、今日明日の2~3日で戻すことも大切です。「無理しない、焦らない」のが長続きのコツです。