お酒やたばこの過剰摂取が健康に良くないのかは知っていますよね。では、砂糖の摂り過ぎはどうでしょうか?
太り過ぎるぐらいまでいかなければ、どうってことないと思っていませんか? 残念ながらそうでもないのです。
恐ろしい砂糖の中毒性
白い砂糖は想像以上に美容と健康に害をもたらします。太りやすさ、肌トラブル、老化の加速、どれも砂糖が関係しているのです。
血糖値が急激に上がると、インスリンという物質が出やすくなります。上がった血糖値はすぐ落ちやすく、また何か食べたくなるという悪循環を生み、太りやすい体になります。また筋肉の内部では、塩分と同じように水分を引き寄せてむくみの原因にもなります。
最近日に焼けていないのにシミができるという人は、砂糖の摂りすぎかもしれません。砂糖が体内でたんぱく質と結び付くとしわの原因にもなります。恐ろしいことに砂糖の中毒性はとても強いのです。
猿を用いた実験で、砂糖と麻薬の中毒性を調べたところ、砂糖の方がずっと強かったという結果があります。白砂糖やグラニュー糖など精製された砂糖をとり続けると、体がどんどん甘いものを欲しくなってしまうのです。
甘いものと付き合うコツ
しかし女性はホルモンの影響で、甘いものがどうしても食べたくなってしまうものです。日々を豊かにしてくれるので、無理してやめなくても健康的な美人でいられます。我慢せずに甘いものとうまく付き合うコツを覚えましょう。
何か甘いものを食べたいと思ったときは、カカオ70%以上のチョコレートがおすすめです。これなら抗酸化物質と食物繊維が豊富で血糖値も上がりにくいのです。しかも、カカオのたくさん入ったダークチョコは、山ほど食べなくても満足感が得られやすいです。
チョコレートに含まれるポリフェノールは、コレステロールの酸化を防ぐという研究結果があり、ダークチョコレートが一番効果が高いといわれています。
食べ過ぎなければチョコでは太らない
イタリアの男女10人で、普段どおりに食事+カカオ70%以上のチョコ100gを2週間以上食べ続け体重測定した結果、8人が体重維持という結果が出たそうです。
チョコレートは確かに脂肪分が多いですが、その脂肪はステアリン酸やオレイン酸といって良質なものです。食べても血中の悪玉コレステロール値は上がらない、という調査結果も紹介されています。
チョコレートを食べると太るといわれているのは、大量に食べ過ぎた場合のみだけです。1日50g以下ならデザートとしては悪くなく、大体250~300kalです。
ただ、ここで注意したいのは、安価なチョコレートだとココアバターではなく、加工した植物性脂肪が使われているため、避けた方が良いです。チョコバーやフルーツのコーティングに使われる合成タイプのチョコレートも、脂肪酸の種類が違うので避けた方が良いです。
チョコレートは昔から神々の食べ物といわれるほど魅惑的な食べ物です。無理に制限するよりも、じっくり味わいながら幸せな気分になる方が賢いやり方かもしれません。
まとめ:
カカオプロテインは、腸内環境を改善し善玉菌を活性化、シミのもとである活性酸素をやっつける効果があると、少し前のテレビ番組で放送されていました。
その内容で驚いたのは、70%以上のカカオチョコレートを1日25g 4週間続けたところ、5人中3人がシミの減少に成功したそうです!
今月3連休の天気の良い日に旅行に行きまして、午前中にチョコレートをたくさん食べました。その日は午後からよく晴れましたが、特に日に焼けることがなく、そして太ることもありませんでした。
なかなか痩せなくて悩んでいた時は、上にも書いた通り、砂糖たっぷりの甘い物に中毒になっていたような気がします。一度やめてしまうとそんなに欲しいと思わなくなるので、ぜひ参考にしていただけたらと思います!