1日1食にして食事量を制限するのが、1日1食ダイエットです。実行している人の中には医者が多いです。特に南雲先生は、多くのTV番組やメディアにも登場しているので、ご存知の方も多いかもしれませんね。
今注目されているダイエットです。1食だけにすることで、摂取カロリーが減って体重が落ちるだけでなく、内臓脂肪が燃焼して血中コレステロールが減る効果もあるのです。
もちろんお腹がすきますが、それを我慢することで成長ホルモンが分泌されたり、若返り効果を支配するサーチュイン遺伝子が活性化されるために、アンチエイジング効果にも有効とされている方法です。
1日1食だけにしても、健康を保てるのか?
1日1食にして、1日の摂取カロリーを抑えるのですが、カロリーの総量は60~80%に減っても栄養バランスを考えると、健康は維持することができます。
1食をいつ食べるかは人によりますが、昼食や夕食にする人が多いようです。特別なことは必要なく、サプリメントを飲むことや、体を動かしたり、スポーツをする必要もありません。
食べるのが好きな人は厳しい方法です。
1日1食ダイエットで注意したいのは、夕食まで空腹を我慢して、その反動で食べ過ぎないようにすることです。実行しているうちに、お腹がすいても大丈夫なようになっていきます。
お腹がすいたからと間食などしないで、1食でバランスよくしっかりと食べる事が大切です。
運動が好きな人や、ハードな運動を習慣にしている人は、お腹がすきやすいので、1日1食ダイエットを続けるのは厳しいかもしれません。また、食べる事が大好きという人にも厳しい方法といえます。
逆に、向いているのは、夢中になって本を読んでいたり、仕事をしていたら食事をするのも忘れてしまった、というような人は、1日1食だけのダイエットは実践しやすいのではないでしょうか。食生活を改めながら、体質改善をしたい人にはおすすめですよ!
ダイエットの豆知識・忙しいときでも簡単にできる食事法
今は世の中がどんどん慌しくなってゆっくりと時間をかけて食べたり、体に良いものを選んで食べたりといったことがなかなかできない時代です。できないというより、食べ物そのものを意識する暇もゆとりもないという方が正確でしょう。
外食産業が盛んになりコンビニ弁当も飛ぶような売れ行きですが、家の中の日常の食卓はその分貧しくなっているようです。健康に美しく痩せたいと願うなら、食に対する意識をまず変えましょう。食べ物が体を作ります。
忙しくてデパートのお総菜を買ってきて夕食にするのもOKです。ただしそれだと味が濃くて塩分が多すぎるかもしれません。冷蔵庫にある残り物の野菜をゆでて混ぜる、乳製品が足りなければ粉チーズを振りかけてもいいでしょう。
海藻がないならおみそ汁にカットワカメを入れるなどしてください。