人には持って生まれた「基礎体型」があるのをご存知ですか? そこへ運動量、生活習慣、贅肉が加えられることで、現在の体型が形成されています。
肥満の目安として使用されるのがBMIで、身長に対する理想の体重が分かります。体の中に詰まっているのが贅肉か筋肉かによって、見た目の体型は同じように見えるけど、体重も体型も変わってしまうのです。
そこで今回は、5つの体型別おすすめのダイエットをご紹介します。
固太りタイプ
体脂肪は低めでも、BMIで太めになってしまうのが、このタイプです。筋肉質な体の持ち主が多いはずです。それでも適度な筋肉は代謝に好影響を与えるので、無理に落とす必要はありません。
食事内容を見直して摂取カロリーを抑えることで、BMIの標準化を目指しましょう!
痩せ型タイプ
見た目も痩せていて、BMIも体脂肪も低いのが、この痩せ型タイプです。多くの女性にとっては憧れの体型ですが、本人は痩せすぎを気にしていることも。エネルギー値の高い食事を1日3回、きっちり摂ることが大切です。
その上で軽い有酸素運動を行いましょう。
隠れ肥満タイプ
見た目は痩せているのに体脂肪が高い人は、いわゆる隠れ肥満タイプです。大食いや脂っぽいのが好きな人、また運動不足の人に多いです。まずは運動によるダイエットが必要なので、定期的な有酸素運動を生活に組み込むようにして、その上で食事全般の見直しも行いましょう。
ちょっと肥満タイプ
他人の目にはちょうどよく見えるのに、本人はちょっと太り気味かなと感じているのがこのタイプで、下半身や上半身などの部分太りもここに含まれます。
気になる場所を引き締める筋トレを取り入れつつ、食事による摂取カロリーを少し減らすといいでしょう。ちょっと肥満は大きな成果が出にくいタイプなので、長い目で取り組むことが大切です。
ぽっちゃり肥満タイプ
体重も体脂肪も高くて、自分も他人も太っていると認めざるを得ない体型なのが、ぽっちゃり肥満です。このタイプは健康管理に力を入れる必要があるので、食事の量や時間といった、食習慣の見直しから始めましょう。
食事制限をしているつもりでも、実は体に良くないカロリーの高いものを少量ずつ食べていたり、体を動かすのが億劫で、運動不足なことが多いようです。自己管理が難しい場合には、専門家のアドバイスを受けるのも一つの手です。
あなたは、この中で当てはまるのがありましたか? 私はというと、「隠れ肥満タイプ」でした。見た目はそれほど太って見えないのに、体脂肪が高いタイプだったのです…。
食事の見直しによって、何とか体脂肪を落とすことができましたが、体重は落ちても体脂肪を落とすまでは時間が少しかかるようです。
すぐに成果が現れなくても、長い目で取り組むのも必要ですね。まずは体重と身長、体脂肪率を測定して自分の体型を知ることからです。BMIは18.5以上、体脂肪率21%以上の標準を目指しましょう。
最後にダイエットではない話を少し
最近テレビで会見していた、俳優今井雅之さんの姿は壮絶でした。元気な今井さんを知っている人は、やせ細ってしまった別人のような姿を見て、驚いたに違いありません。
今井さんって、あの酒井のりピーの復帰を手助けしようとしていた人です。のりピーは降板してしまったのが残念でしたが、アクが強いけど優しい面がある人なので、悲しくなってきました。
闘病生活は過酷のようですが、再び元気な姿を見せてほしいですね…。