自分が太りやすい原因を知ることは痩せる近道ですが、舌を見るだけで体質や体調がわかる方法があります。舌には体質もあらわれるので、自分の体質を知ることはダイエットにも重要なことなのです。
舌の表面は新陳代謝が早いので3日ほどで変わっていきますが、仕事が忙しかったりストレスが溜まると舌の状態も変わります。舌の状態でわかる体質は、「代謝が悪いタイプ」「むくみタイプ」「冷え症タイプ」「食べ過ぎタイプ」「ストレスタイプ」の5つに分かれます。
ここでは、それぞれの体質に合ったダイエットの方法についてご紹介します。
代謝が悪いタイプ
内臓のめぐりが悪かったり、基礎代謝が落ちているタイプです。舌が全体に白っぽくて前に出した時に舌先が震えて、舌についている舌苔(ぜったい)が少ないです。胃腸の力が落ちていることもあるので、食べ物は刺激物や脂っこいものは避けるようにします。
代謝が悪いと食べ過ぎていなくても太りやすくなるので、痩せるには朝御飯をしっかり食べて、適度な運動を心がけましょう。生活リズムを整えることで、太りにくい体質になります。
むくみタイプ
下半身太りやむくみが強いタイプですが、舌の横側に歯形がついていたり、舌全体が腫れた感じでぼってりとしています。また、舌苔は多めでネバネバしています。
水分を体にしみ込みやすい体質の場合が多いので、水分を身体から出してくれる効果のある食材を積極的に食べるようにします。小豆や黒豆などが良いので、いつもの食事に1品プラスしましょう。アルコールはむくみの原因になりやすいので控えめにしましょう。
冷え症タイプ
夏でも冷え症が気になって、全身の血行が良くないタイプで、舌がテカテカと光っていて全体的に白っぽいです。お腹を触ってみてひんやりとするなら、体が冷えています。
体を温める機能が下がっていると、それだけで脂肪が付きやすくなっているので、ネギやショウガなどの体を温める食品を意識して摂るようにします。また冷え症タイプは、アイスや冷たいドリンクをがぶ飲みするのはやめましょう。
食べ過ぎタイプ
食べ過ぎてしまったり、食べるのが早いために消化不良を起こしているタイプです。舌がべったりとしていて舌苔が多く、黄色くてぶつぶつしていることもあります。
食べ過ぎは自分でも気づきやすいですが、胃腸に負担がかかっているので野菜を多く摂るようにし、間食や夜食はなるべく我慢することが大切です。食べたくなったら散歩したり体を動かしたりするなどして、気分転換をしましょう。
ストレスタイプ
強いストレスにさらされていて感情の波が激しいタイプで、舌の色が紫や青っぽい色が見えることがあります。舌の裏側が黒っぽかったら要注意です。ストレスがあると内臓の機能が低下して太りやすくなり、また、太ることでストレスになるという悪循環にも陥りやすくなります。
内臓機能が低下すると血液がドロドロになったり便秘になるので、タマネギなどの血液サラサラ効果のある食品を食べましょう。起床時や寝る前にストレッチや深呼吸をするだけでも心が安らいでくるので、ストレスを減らすことができます。
舌の状態でわかる5つのタイプをご紹介しましたが、自分に合ったダイエットで魅力的なボディを目指しましょう!