「わかっているのに、食事の量がなかなか減らない。」
「人と比べてそんなに食べていないのに太ってしまう。」
こういったことで悩んでいる人は結構多いと思いますが、解決法は、基礎代謝を上げる事です!
食事でとったカロリーの多くは、基礎代謝で使われます。そこで、基礎代謝を高めることで、食事の量が減らない分をカバーするのです。あまり食べないのに太っているのは、基礎代謝が低下していることが原因です。食べる量が少なくても、その量さえ消費しきれない体になっているのです。
基礎代謝を高める方法
基礎代謝力を高める方法でおすすめなのは、速足ウォーキングで筋肉をつけることです。週4日、1日に10分間を3回を通勤時や昼休み時間などに速足ウォーキングをします。
コツは、背筋を伸ばして、両腕を大きく振ることです。歩くスピードは、5分もすると汗ばんでくるぐらいで、「ちょっときついかな」と思う程度です。
速足ウォーキングは、太もも、腰回り、お尻の筋肉に力が加わります。これを5~6ヶ月ぐらい続けると、太ももの筋肉量が2割前後増えるといわれているので、太ももの筋肉を増強しましょう!!
実のところ、太ももの筋肉が2割増えても、基礎代謝量がご飯3/1膳分を減らすぐらいしか上がらないのです。しかし、これがとても大事な事で、代謝が高いと仕事や運動での燃料消費が効率よく行われる体になります。筋肉の増量の効果が小さくても体は痩せやすくなるのです!
ウォーキングは歩く時間を重視しましょう
1日1万歩を歩くようにといわれていますが、ウォーキングの場合は、距離や歩数ではなく、歩く時間を重視します。30分歩き続けても、10分間を3回やっても、カロリーの消費量や体脂肪の減り方は変わりません。1回の量よりも継続することがとても大事なのです。
家からスーパーまでの往復の道のりも立派な運動の時間です。そう考えて毎日5分、10分でも時間を見つけて歩けば確実にボディは引き締まってきます。
歩く前にコーヒーを飲むと痩せやすい
コーヒーというと飲みすぎると胃を悪くするとか、夜に飲むと眠れなくなるとか、健康やダイエットとは無縁というイメージがありませんか? ところがこのコーヒーをダイエットの強い味方にしてしまう方法があります。
ウォーキングの前にコーヒーを飲んで歩くのです。コーヒーに含まれるカフェインには、体に蓄えられた脂肪の分解を促進する働きがあります。といってもただ飲むだけではだめで、その後に筋肉を動かすことが脂肪を効率よく燃やすポイントです。
ウォーキングをするときは、出かける30分~1時間ほど前にコーヒーを飲んでおきましょう。もちろん砂糖やミルクを入れずにです。コーヒー同様に、カフェインの含まれている紅茶や緑茶を飲んでも同じ効果が期待できます。