季節の果物を使ったケーキやプリン、濃厚なチョコレート…。秋はスイーツが美味しい季節ですよね。
特にチョコレートの菓子は、一気に新商品が店頭に並ぶ時期なので、お菓子のコーナーに新製品が並んでいるを見てしまうと、誘惑に打ち勝つのが難しい人も多いのでは?
今までダイエットのために、チョコレートを我慢していた方へ。実は、このチョコレート、食べた方が体に良いもので、健康や美容の面でも、これからの季節にうってつけの食品だったのです!
芯からくる寒さにも効果が
過去に森永製菓が実験をしたところ、チョコレートと同じカカオを含むココア、お茶などを比較した結果、ココアが最も体の保湿効果があったそうです。
これは、カカオの成分であるテオブロミンやポリフェノールが血管を広げる働きをするためです。ということは、原料にカカオが含まれるチョコレートにも同様の効果が期待できるということです。
フルーツと合わせてチョコフォンデュにしてみると、ビタミンと一緒に吸収できそうですね。
チョコには美容成分がいっぱいです
チョコレートの原料であるカカオは、アサイーやココナッツなどをはじめとする、スーパーフードの仲間です。スーパーフードは、他の植物と比べてカロリーが低く、栄養価が高い食品として注目されています。
しかも、カカオには、食物繊維が豊富に含まれているので、お通じが滞りがちな方は、積極的に摂りたい成分です。ポリフェノールも豊富なので、老化の原因である活性酸素を取り除く働きがあります。
おすすめはカカオ含有70%以上のものです。カカオ含有量が多いほど苦みのきいた大人の味になり、お酒のつまみとしても楽しめます。今ではデパ地下や駅ビルなどに本格的なチョコレート店が進出しています。
そういうところで高級な品を求め、少量たしなむというのが一番いいかもしれませんね。
運動のお供にもおすすめ
秋になってから、ランニングやスポーツジムを始めた方もいるかもしれませんが、エクササイズのお供にもチョコレートはおすすめです。チョコレートに含まれるカテキン成分がパフォーマンスを向上させる効果があるそうです。
体操の内村選手がチョコレート好きで有名ですが、スポーツ選手が間食にチョコレートを摂取するという話は、化学的にも立証されているそうです。チョコレートを食べてダイエットもエイジングもケアできるなんて嬉しい限りですよね。
ただし、食べすぎは厳禁です
嬉しい働きが期待できる一般的なチョコレートは、植物油や乳製品、白砂糖がたっぷり使われているため食べすぎは厳禁です。そこで選びたいのが、乳製品や精製した砂糖を使っていないローチョコレートです。
苦そうに見えますが、血糖値が急激に上がりにくいアガベシロップなどで甘みを加えているので、美味しくできています。甘いものが大好き、でも太りたくないという方は、ローチョコレートをうまく活用してみるのもいいのでは?