ダイエットはしたいけどお酒はやめたくない。そんな女性のために、お酒もおつまみも楽しみながら、ダイエットする方法はないのでしょうか?
実は、糖質に気をつければ、お酒を飲んでもダイエットできるようです。今回は、ダイエットしながらお酒を飲むコツをご紹介します。
お酒に含まれる糖質に気をつける
お酒によってカロリーは違ってきますが、アルコールそのものは、すぐにエネルギーとして消費され、血糖値を上げることもないので、肥満につながるものではありません。
問題なのは、お酒に含まれている糖質です。醸造酒は糖質が多い、蒸留酒なら大丈夫と覚えておくといいですよ。主な蒸留酒は、焼酎、ウイスキー、ブランデー、ウォッカ、ジンなどです。
ビールや甘いカクテル、日本酒などは糖質がいっぱいなので、ダイエット中は避けた方がよいです。
ワイン
赤ワインの糖質のうち血糖質を上げる糖質は0.7gで、ほとんどが果糖と糖アルコールとなっており、ブドウ糖は少量です。また銘柄により糖質の含有量に差があります。
白ワインでも辛口で糖質含有量の少ないものもありますが、ダイエット中でも安心して飲めそうなのが赤ワインです。赤ワインにはポリフェノールがたっぷり含まれていて、美白効果や目の疲れを取ってくれたり、抗酸化作用によってアンチエイジング効果も期待できます。
おつまみは肉、魚、豆腐などたんぱく質を中心に
肉が頼もしいのは、糖質が低いだけでなく、体に嬉しい良質のたんぱく質の豊富さです。肉に勝るものはありません。
たんぱく質は、筋肉や骨格、皮膚、臓器を作るのに欠かせない栄養素です。アルコールを代謝するには、ビタミンB群やミネラルが必要ですが、それらは肉や魚、卵や大豆などに多く含まれています。
特に赤みのお肉には、ダイエットに役立つ成分が豊富に含まれています。お酒を飲む時は、ラーメンなどの炭水化物は避けるようにして、焼き肉や焼き鳥などのたんぱく質を積極的に食べるようにしましょう。
発酵食品で腸の善玉菌UP
乳酸菌や納豆菌など、発酵するために働く微生物は、腸内で作られる腐敗物質などを減少させてくれる働きがあります。腸の働きが活性化されて消化吸収を促進し、便通が良くなるので腸内環境が良くなるのです。発酵食品は、力強い助っ人になってくれるというワケです。
そういえば、チーズや納豆、お漬物など、発酵食品の美味しいおつまみって多いですよね。これらを積極的に食べるようにすれば、ダイエットに大いに役立ちます。お酒を飲むとお腹を下しやすい人も、発酵食品を多く取り入れることで、腸内環境が整うのでお腹の調子が良くなります。