次から次へと新しいダイエットの方法があらわれるので、世の中にはダイエットの方法が溢れています。効果があってもリバウンドしてしまったり、大変な努力をしないと実行できないものなども。。
自分が正しいと思っていたダイエットの情報が実は、間違っているかもしれません。自己流のダイエットを続けていると、冷え症やむくみなど、太りやすく老けやすい体質になってしまいますので、ここでは間違ったダイエット情報をご紹介します。
脂肪は悪なのか?
食材から脂肪分をカットした無脂肪や低脂肪の食品はヘルシーなイメージがありますが、ダイエット食品をうたうものには他に必要な栄養素を壊していたり、体に不要な化学物質が含まれていたりすることもあるので、気をつけましょう。
高脂肪食は満足度が高く、欲求不満になりにくいという大学の研究結果もあります。
肉は体に悪いので、ベジタリアンになるべきか?
ダイエットやヘルシーだからという理由で野菜ばかりを食べていては、肌や髪はボロボロになってしまいます。
体を作っているのはたんぱく質なので、野菜などに多く含まれるビタミン類は、体の調子を整えてくれるものです。長生きの人は、肉をよく食べていることも知られていますよね。
飽和脂肪酸は悪者なのか?
オリーブオイルなどに多く含まれる不飽和脂肪酸は良いもので、肉やバターなど動物性のものに多く含まれる飽和脂肪酸は、悪玉コレステロールを増やすということで、悪者になりがちです。
しかし、不飽和脂肪酸は酸化しやすいので、摂りすぎには気をつけるべきだし、飽和脂肪酸はエネルギー源や体を作る成分となる、大切な栄養素です。不飽和脂肪酸が注目されたのは、意識しないと食べなくなってしまうからです。
大切なのは脂肪酸のバランスなので、色々な食材を摂るようにしましょう。
痩せる為には運動が必須なのか?
脂肪1kg分は7000kcalといわれています。これを運動だけで燃やそうと思ったら大変ですよね。あくまでも運動は筋肉をつけるものなので、体重を落とすには、まずは食事と生活の見直しが必要なのです。
最近は「ダイエットは運動1割・食事が9割」という本も出ているように、運動が苦手の私としては、このような情報は嬉しいです。ただし弱点があります。筋肉量が少ないからなのか、体脂肪が落ちにくいような気がしてなりません…
食事制限で痩せると筋肉が落ちるのか?
運動すれば筋肉がつくのは事実ですが、食事制限で痩せると筋肉が落ちるという事はありません。食事で糖質を制限するとグリコーゲンが使われ、次に脂肪がよく燃えます。
その脂肪が全部使われるときにはじめて私たちは、筋肉のたんぱく質からエネルギーを得ることになるのです。つまり筋肉が落ちるのです。そんなことは山で遭難して何も食べずにいたときにしか起きません。
まずは正しい食事法を身につけることが最優先です。運動するならウォーキングや階段の上り下りなどを20分行えば充分です。特に糖質を多く摂取した後は運動しましょう。それによって血糖値の上昇を抑えられ、肥満を予防できます。