酒粕と聞くと日本酒を作る時の副産物に過ぎず、残りもののイメージがありませんか? しかし、この酒粕こそが健康維持に役立ち、いつまでも美しくありたい女性の味方になってくれます!
NHKの健康情報番組、ためしてガッテンが酒粕の効能や調理法について取り上げ放送しました。ためしてガッテンの情報によると、「酒粕は百薬の長」と紹介しています。
レジスタントプロティンについても紹介されました。このレジスタントプロティンは耳慣れない言葉なので初めて聞いた方がいるかもしれません。しかし多く含まれている食品は多いです。その中でも酒粕は健康効果が高く、ダイエットにも強い味方です!
酒粕のレジスタントプロティン
レジスタントプロティンは食物繊維のように、身体の中に消化されにくいタンパク質のことです。レジスタントタンパクとも言います。米の中にも含まれていますが、普通の食べているものでは、ほとんど効果が期待できません。
米から日本酒が作られる段階で他の成分は次々分解されていきますが、レジスタントプロティンは分解されにくいものなので、酒粕となって残ります。
今までは消化吸収率の高いものが良い食品と考えられていましたが、最近の研究により、レジスタントプロティンのような消化が悪い食品の効果にも注目が集まるようになりました。
1997年に広島大学の研究グループにより、消化抵抗性が血中コレステロールの低下に関係あることを発見し、消化性が低い食品のタンパク質を積極的に評価しようと、レジスタントプロティンという概念が生まれたのです。
レジスタントプロティンを含む食品は大豆、高野豆腐、そば、酒粕などがあります。その中でも酒粕は一番おすすめです。なぜならレジスタントプロティンの量が一番多いからです。
酒粕ダイエットは太る?
酒粕のレジスタントプロティンには、肥満抑制効果やコレステロール低下作用があります。
レジスタントプロティンの特徴は、油をがっちり捕まえることにあります。腸の中を移動しながら、余分な脂質やコレステロールを吸着できるというものです。この効果は、消化吸収されにくく分解されにくいレジスタントプロティンだからこそできるのです。
消化されにくいためそのまま小腸に運ばれます。そこでコレステロールなど食品の脂質や食べた油を捕らえ、消化吸収されることなく体外まで排出してくれるのです。
腸にある脂質や油を吸着して体の外まで運び出し、排泄する働きを担います。便に含まれる脂質が増えるので、硬くて出ないという頑固な便秘が改善し、体の中のコレステロール値が低下します。
通常食品に含まれるタンパク質は、体内で消化酵素によってアミノ酸に分解、吸収されます。
そこで消化酵素による分解を受けにくく脂肪を吸着して体外に排出させる性質があるレジスタントプロテインを摂ることで、コレステロールを下げる効果、代謝をアップさせる効果が期待できるのです。水溶性食物繊維とよく似た働きがあるタンパク質があるとは驚きですね。
レジスタントプロティンは痩せ効果に期待できる
レジスタントプロティンはコレステロール値を溜めこみにくく燃えやすい身体へと体質改善していくことで、長期的に効くコレステロール減少効果を期待できます。
多く含まれている酒粕の利用法としては、砂糖と水を足して煮ると甘酒に、軽く焦げ目が付くぐらいに焼いて砂糖をふりかけるおやつなどが取り入れやすいと思います。
料理としての利用法は、酒粕は漬物のベースに使われることもあり、粕漬け、奈良漬け、アコウ鯛の粕漬け、卵の黄身の粕漬けなどです。
レジスタントプロティンがこれだけ優れているものなのに、毎日続けて食べるのが難しいところです。そこで、サプリメントで手軽に脂肪を燃焼させましょう。
私は頑固な便秘体質でしたが、酒粕サプリを利用してからは目に見えてスッキリ体質になりました。酒粕サプリは脂肪燃焼させるだけでなく便の質が良くなるので、毎日スッキリできます。
酒粕サプリでダイエットした人の口コミを調べてみると、やはり「便秘が改善した」という声が非常に多かったです。