スーパーでは甘酒が並んでいるのをよく見かけるようになりました。発酵食品のブームで、甘酒を飲む人が増えてきたようですね。
私も甘酒を作るために酒粕を最近購入したばかりです。甘酒は美容や現代医療の観点から見ても、飲む点滴と言われるほど美容効果も抜群なんです。
甘酒には30種類以上の栄養素が
東京農業大学の甘酒の研究によると、30種類以上の栄養素があることがわかっています。
9種のアミノ酸
人には自分の体で合成できない必須アミノ酸があり、甘酒にはこの9つの全てが含まれているそうなんです。
ビタミンB群
糖質を燃焼してくれるのがビタミンB群ですが、ビタミンB群が体に足りていないと、糖質がどんどん脂肪になって太ってしまうので常に体にストックしておきたい栄養素です。
ナトリウム、カルシウム、マグネシウムなど
汗などで奪われやすい栄養素ですが、不足すると体の水分や丈夫な骨などが維持しにくくなるようです。
甘酒はダイエット効果も
ビタミンB群やアミノ酸は、脂肪燃焼効果が期待できるので、ダイエットのためにしばらく続けて飲んでみてもいいと思います。甘酒を製造している月桂冠のマウス実験では、甘酒を毎日2週間摂取させたマウスは中性脂肪が抑制されたデータがあるそうです。
目覚めの一杯に適していると言われる甘酒は、特にお酒を飲んだ翌朝に起こりやすい低血糖に効くと言われています。ブドウ糖も含まれているので、栄養を補うと貧血やだるさが落ち着くかもしれません。
毎日楽しく飲み続けるには、普通に甘酒として飲む以外にもレシピを工夫してみてはどうでしょうか? たとえば生姜を入れたり、ヨーグルトに入れても。また、スムージー作りに使う牛乳や豆乳の代わりにしてもいいかも。
私はスムージーを毎朝飲んでいるので、早速作ってみましたが、スムージーの爽やかさと甘酒の甘みがマッチして、とろとろになったドリンクが意外と美味しかったです。朝からポカポカしてきましたよ~
これからの季節は豆乳スムージーよりも、甘酒スムージーがいいかもしれません!!
冬のイメージが強い甘酒ですが、江戸時代には残暑の疲労回復に飲まれていたという話もあります。昔ながらの美容ドリンクをもっと活用してみませんか。