女性の悩みの中でダイエットにも美容にも敵となるもの…。それは便秘です。便秘が原因でお腹がポッコリするなど、困っている人が多いのではないでしょうか?
便秘に効果のある食べ物を意識して摂るのは、もちろん大事なことですが、悩まされ続けているのは、食べ方に問題があるからかもしれません。食べ方を気にしたことがない方は、意外と多いのではないでしょうか?
それでは、便秘解消につながる食べ方をご紹介します!
よく噛んで食べる
ゆっくりと噛んで食べることで、口の中で唾液が分泌されて食べ物の消化がスムーズになり、便秘解消へ効果をもたらします。早食いは便秘のもとなので、食事の時はしっかりと噛んで食べることを意識しましょう。
油もきちんと摂取する
ダイエット中は、つい油を抜きがちになってしまいませんか? しかし、油には腸内で便のすべりをよくしてくれる働きがあるのです。体重が気になるからといって油を抜き過ぎると、便が出にくくなってしまいます。
油のとり過ぎはよくありませんが、全く摂らないと便秘になりやすいです。
間食を控える
胃に常に食べ物が入った状態だと、腸の反応が鈍くなってしまいます。間食は控えるように心がけましょう。胃に何も入れない時間を作ると、腸の動きも活発になってきて、快便になりますよ。
便秘解消に効く食べ物を摂るのも大事なことですが、それをどうやって食べるかが重要なのです。3つの事を意識して食べ方を変えてみませんか? きっといい効果が表れるはずですよ。
食物繊維で便秘解消
痩せ体質の人はお通じも良いものです。反対に便秘がちの人は痩せにくい体質といえます。排泄時には便と一緒に余分な脂肪やコレステロールも排出されます。
便秘だと脂肪やコレステロールは腸の中で過酸化脂質という脂肪に変わり、体内にとどまってしまいますので要注意です。お通じをよくするには、食物繊維をたっぷりとることです。
それもゴボウや玄米などできるだけかたい食品から食物繊維をとると良いです。これは固いものをよく噛んで食べると大腸が刺激されるからです。つまりかたい食品から食物繊維を取れば、便秘に対して2倍の効果があるというわけです。
食品で体質改善
日本の伝統食が見直されています。「粗食」には玄米、黒豆、海苔、ひじき、黒ゴマ、黒酢など色の黒い食材が多いことです。こうした黒い食品が見直されているには、実はれっきとした理由があります。
一般に黒い食品は色素が多いため、内臓を温めてその働きを良くする、余分な脂肪やコレステロールを便とともに排出する、老化の原因といわれる活性酸素を減らすなど、様々な効果があります。
つまり黒い食品は、痩せ体質になるためにも欠かせないというわけです。黒以外ではレーズン、赤ワイン、プルーン、ブルーベリーなど濃い赤の食品にも同様の効果があります。