新年の初めから多くの人たちを悩ませるのが正月太り。クリスマスから忘年会、新年会、正月のおせち料理まで、年末年始は何かと美味しいものを食べる機会が多かったのではないでしょうか?
私も、お雑煮やおせち料理をしっかり食べるので、一年で一番太っている時期です(^_^;)
さらに寝正月を迎えてしまった人は筋肉が落ちているため、代謝力が弱っている可能性があります。代謝とは、食べたものを燃焼させてエネルギーを作り出す働きのことです。
この状態からリセットするには、代謝力を取り戻す必要があります。そこでおすすめなのが食材に燃えやすいものを取り入れることです。すなわち、代謝を高める効果のある食材です。
この代謝アップに効果的な栄養素はどのようなものがあるのでしょうか?
代謝を高めるコツ
代謝を上げるには筋肉量を増やすことがポイントです。筋肉が適度に備わっていれば、効率よく脂肪燃焼できるからです。この筋肉を作るのに欠かせないのが「たんぱく質」です。
中でもカロリーが低めの大豆がおすすめです。豆腐や納豆などを積極的に摂り入れましょう。
また糖質や脂質の代謝の過程で不足すると、代謝が鈍ってしまう栄養素がビタミンB1とB2です。炭水化物や脂肪の多い食事を摂る時は、ビタミンB1やB2を多く含む食材を一緒にとるのが代謝を高めるコツです。
基礎代謝は体温が一度下がるごとに約12%低下すると言われています。だから体を温めて代謝力をキープしたいものです。食事では温め食材が有効で、たんぱく質・唐辛子・生姜・ねぎ、野菜では人参・イモ類などです。
代謝促進に欠かせないデトックス食材
代謝を促進させるために欠かせないのが、身体の余分な水分や老廃物を排出してくれるデトックス食材です。食物繊維の多い野菜・キノコ類・海藻類などがあります。
ざっと代謝UP食材を紹介しましたが、ランチの時間に外食する人は、どんなメニューを選べばいいか、悩むことがあるのではないでしょうか?
そこで、代表的なランチメニューから代謝アップの効果を得られるものがこちらです。
温い辛味スープ
代謝を下げずに体を温めるには、温かいスープを選びましょう。トウガラシ・胡椒・ネギなどが入った辛味スープなら、温め効果がアップします。
豚肉を使った定食
ビタミンB1が豊富な豚肉は、脂が少ないヒレやモモ肉や使ったメニューがおすすめです。ランチメニューでは、豚モモに薄切り肉を使ったショウガ焼き定食や豚しゃぶ定食などが良いです。
鮭を使った定食
鮭もビタミンB1が豊富で、EPAと呼ばれる必須脂肪酸が含まれています。善玉コレステロールを増やして、悪玉コレステロールを減らす作用があると言われているので、焼き鮭定食や鮭の入ったおにぎりなどが良いでしょう。
豆を使った和定食
筋肉を作る良質で低カロリーなたんぱく質を摂取するには、納豆や豆腐などの和定食がおすすめです。枝豆はビタミンB1も食物繊維も多いので、単品メニューを選んでも。
どんなランチでも食物繊維の豊富な野菜がたっぷり入ったものを選んでください。サラダ付きランチや、食物繊維の多いごぼう・オクラ・ブロッコリー・ニラ・カボチャなどの煮物や煮込み料理もおすすめです。
代謝を上げる食材を選ぶと燃えやすい身体になります。正月太りに悩んでいたら早めにリセットしましょう!