消化酵素というものは食べ物から補うことができます。生の魚、肉、野菜、そして納豆、みそ、漬物、キムチなどの発酵食品から得られる酵素です。食べ物は加熱すると酵素を失い、消化の悪い食べ物に変わります。酵素は熱に弱く、70℃くらいで破壊されてしまうのです。
焼き肉などを食べる時は、つけ合わせの生野菜やキムチが肉の消化を助けるので、生ものや、発酵食品を意識して食べるようにしましょう!
魚の刺身を主食にすると、それだけで酵素を取ることができます。低カロリーで、良質な脂が加熱した魚よりも効率よくとれて、ダイエット効果もあるので、夕ご飯の主食にもおすすめです。
ダイエットや美容にも酵素の役割は大きい。
酵素をとることができれば、体は代謝酵素が作りやすくなるので、病気に強く、健康で長生きができる体になります。1つの食品には多くの種類の酵素が含まれていて、納豆は、ナットウキナーゼなど100種類以上の酵素が含まれているのです!
酵素には、体脂肪を燃やす効果はありませんが、腸の働きを整えて毒素をとったり、血液をサラサラにする働きがあり、血行が良くなって基礎代謝力が上がり、ダイエットの効果があります。
しかし、酵素が不足すると美容面にも影響が出てきて、肌荒れやシミ、シワが目立ってくるので、積極的にとりたいものですね。
ダイエットや肌の若返りにとりたい食べ物
ダイエットや肌の若返りには、刺身や生野菜を積極的にとりましょう!発酵食品だと酵素量が増えるので、少ない量で効率的に酵素がとれます。
ただ、注意したいのは、あまり加熱しない事です。味噌汁だったら火を止めてから味噌を入れ、温め直す場合は、沸騰させないことです。納豆入りオムレツなども、栄養素は残っても酵素はなくなってしまいます。
代謝の良い体質になれば太らない
同じものを20代の人と40代の人が食べると40代の人が太りやすいの、は年を取るほど基礎代謝が悪くなるからです。基礎代謝とは、人間が最低限の活動をしていて消費されるエネルギーの事です。
基礎代謝が低いとエネルギーが消費されにくいため、その分太ってしまうというわけです。加齢とともに基礎代謝が低くなるのはやむ得ませんが、それでも食事のとり方によっては基礎代謝を高める、つまり痩せ体質になることはできます。
代謝をよくするためにはバランスの良い食事が大切ですが、特にたんぱく質は必須の栄養素です。たんぱく質は糖質や油脂に比べると体内に溜まりにくく、熱となって体外に出
されやすい性質があります。
さらにたんぱく質は、筋肉の元となる栄養素でもあります。筋肉が多いと基礎代謝が高くなるので、たんぱく質と運動で筋肉質にすることが、痩せ体質になるためのカギとなります。