健康・メタボ対策としても、また金銭的にも自分で料理するのが一番望ましいですが、忙しいとコンビニ食ばかりになってしまう人も多いのではないでしょうか?
実は、コンビニ食は、上手に活用すればダイエットの敵というわけではありません。それでもコンビニ弁当ばかりでは野菜不足になりがちなので、「主食・たんぱく質・野菜」がそろうように意識をしましょう。
コンビニ食は「主食+たんぱく質+野菜」をそろえる!
コンビニ食は主食・たんぱく質・野菜をなるべく摂るようにして、できればサラダや汁ものも加えるようにします。
具だくさんのスープや野菜たっぷりのみそ汁、きのこや海藻をとる機会が少ない人は、そういったものを選ぶようにしましょう。またおにぎりを買う場合、具材は鮭、梅、昆布、おかかなど、エネルギーや脂質が高くないものがおすすめです。
市販の野菜ジュースも1日1本飲むぐらいなら糖分も問題ないですが、果物より野菜の割合が多いものをなるべく選ぶようにしましょう。間食時の飲み物としておすすめです。
またダイエットを考えると、エネルギーを減らすことを考えてしまいがちですが、お昼にお蕎麦だけ、うどんだけなのは、実はあまりよくありません。主食の炭水化物は大切なエネルギーですが、材料を燃焼させて代謝を上げるためには、たんぱく質や野菜が必要なのです。
単にカロリーをカットするばかりではなくて、コンビニ食材をうまく利用しながら、不足しがちな栄養素を補うようにしましょう。ひじきの煮物、煮魚などの総菜や調理済みパック、めかぶやもずく酢などもコンビニで売っているので、1品加えるだけで栄養バランスと満足感を高めることができます。
忙しくてなかなか料理できないという人は、コンビニ食を楽しみながらダイエットしてみてはいかが?
コンビニ食でバランス食を目指す
バランスのとれた食事を摂ることが美への近道と十分に理解しているけれど、忙しい毎日では食事も不規則になりがちです。最近では食事はなるべく短時間で済ませたいから、全てコンビニ食でという方も少なくありません。
自炊をすれば、栄養バランスを考えて自分で塩分や糖分をコントロールできるだけでなく、自分で品物を選ぶことができるので、食への安全性が保証されています。でも栄養バランスを考えて毎食、毎食きちんと自炊をするという事は難しいのではないでしょうか。
そんな時はコンビニ食などの加工食品を上手に利用しましょう。ただしその際に注意してほしいものがあります。それは「食品添加物」です。美や健康を守るためにはできるだけこの添加物を避け、食品を選ぶことが大切になってきます。
ではどういったことに注意してどのようなものを選べばいいのでしょうか? コンビニエンストアのサラダが長時間たっても変色しないのはなぜでしょうか。それはたくさんの消毒液や防腐剤が振りかけられているからです。
心筋梗塞や狭心症を招き、体を老けさせるといわれているトランス脂肪酸は、いまだに多くの食品に含まれ、菓子パンや菓子類に入っています。
そのほかにもお弁当の揚げ物には古い油を使っている場合があります。古い油は体を酸化させ、老化を促進させます。私たちの周りには、そのような体に害のある食品であふれています。
コンビニエンスストアで済ませている場合でも、ちょっとしたひと手間で栄養バランスを調整することができます。例えばクルミやアーモンドなどを野菜にパラパラっと振りかけるだけでも栄養的に高まり、代謝を上げる手助けをしてくれます。
その他インスタントのみそ汁にネギやワカメ、野菜を加えたり、白米よりも亜鉛やマグネシウム、カルシウム、鉄などの豊富な栄養素を持つ玄米のレトルトを買い置きしておくのも便利です。ご飯にゴマを振りかけるだけでも、抗酸化作用や栄養バランスは格段にアップします。
コンビニエンスストアやスーパーマーケットのお惣菜でも、ちょっとしたひと手間で安全性も栄養素を補うことはできます。時間がない中でどんなものを選んでいくか、口にしていくかという「目」が必要な時代です。
安全性を見極め、足りない栄養素は手軽にとれるようなもので補いながら、美や健康を守っていきませんか。