40代が太りやすく老けやすいのは、疲れやすいことも大きいです。疲れやすいと、肥満と老化をまとめて呼び込んでしまうのです。40代の女性は本当に疲れているようです。あなたはどうですか?
私もその通りで、40歳を過ぎてから疲れやすくなったと感じています…。
女性の体は、妊娠や出産に備えて体脂肪を蓄えておく必要があるので、男性よりも体脂肪が多くて筋肉量が少ないです。これが原因で、女性がくたくたな体になりやすくしているのです。
筋肉量が少ないと基礎代謝力が落ちるので、血流の悪い体になり疲れやすくなります。また、栄養や酸素が全身に行き渡らなくなり、新陳代謝も悪くなります。こうして太りやすい体なってしまうのです。
疲れやすい体は、肥満になりやすくて老けやすいのです。
疲れが抜けにくい、いつもだるいと感じていませんか?
疲れが抜けない、いつもなんとなくだるいと感じている人は、二の腕を触ってみて下さい。ぷよぷよでやわらかいようだったら、老化と肥満を同時に呼び込む、くたくたの体になっている可能性が高いです。
筋肉量は加齢とともに減っていくのですが、食事でとるエネルギー量が消費エネルギーをオーバーしていれば、体重は減ることもなく、体も細くなったりしません。
減った筋肉は体脂肪に置き換わります。 腕の筋肉はあまり減らないですが、二の腕がぷよぷよになるのです。この二の腕のぷよぷよは、体が疲れやすくなっていて、肥満と老化を呼び込む兆しでもあります。
一気に老けこむ人とずっと若い人の違いは?
中年になると、一気に老けこむ人と、ずっと若い人に分かれます。女性の誰もが、いつまでも若い人でいたいはずです…。
ずっと若い人でいるには、疲れ知らずの体を作ることです。疲れ知らずの体になるには、バランスのよい食事や質のよい睡眠、軽い運動の習慣、シャワーではなくお風呂に必ず入るなど、基本的な生活習慣を見直して改善するだけで充分です!
重い体を疲れない体にする
仕事や勉強などで集中し続けたときなどふと我に返り、「あれ息をし忘れていた」「呼吸が浅くなっている」と気づいたことはありませんか? これは交感神経が緊張し続けた状態に起こる現象です。
この軽い疲れを解消するためには5分もかかりません。深めの深呼吸を5回ほど行ったり、少しだけ甘いものを摂ったりしてみるだけで、ずいぶん違います。
また仕事などで緊張を強いられがちな筋肉(デスクワークなら肩や腰など)には血流が不足し、その部分の温度が下がり始めているサインとして、こりを感じるでしょう。
交感神経が優位に立った当初は血流は良くなりますが、休息も入れずに活動を続けると、交感神経優位とともに収縮も続くことになり、血流障害を起こしてしまいます。この状態では深呼吸をしたぐらいでは治りません。
深呼吸に加えて、こりや重さを感じる部位を動かす軽い体操を10分から20分ほど行ってください。緊張している部位を動かせるなら、ラジオ体操でも何でもよいでしょう。