ダイエットのために気をつけていることといえば、食事や運動が中心の人が多いのではないでしょうか?
頑張っているのに痩せない時は、もしかしたら、良質な睡眠を取っていないのが原因かもしれません。実は、ダイエットと睡眠に関連性があるのです。睡眠がダイエットにどのような影響を与えるのでしょうか? ダイエットにとって悪影響になる事を4つまとめています。
食欲旺盛になる
睡眠不足の時、無性にお腹がすくことがありませんか?食欲を増進させる働きを持つグレリンと、食欲を抑えるレプチンが睡眠と深い関係を持っているのです。
睡眠が足りないとグレリンが増え、レプチンが減ってしまいます。食欲が増えて抑えることができない状況に陥りやすくなります。
血行不良になる
睡眠中の体はリラックスするので、筋肉の緊張が解けて血液の巡りが良くなります。すると、体の末端が冷えやすくなって血行不良となり、不要となった老廃物を運べなくなってしまうのです。体の冷えはむくみの原因として知られています。
自律神経が乱れる
正しい睡眠が取れない状況が続くと、体の機能調整を管理する司令塔である、自律神経が乱れてしまいます。すると、正しい指令が体に届かなくなり、基礎代謝が停滞するのです。
代謝機能が上手く働かないと、エネルギーが消費されにくくなるので、脂肪が蓄積しやすくなってしまいます。
ストレスが増加する
十分な睡眠がとれないことは、体にも精神的にも大きな負担となり、暴飲暴食の形で現れることがあります。これは、ストレスが正常な行動を妨げ、いつもと違う行動に、はけ口を求めるためです。
これらの症状を起こさない良質な睡眠は、午後10時から午前2時までの間に睡眠をとること、睡眠時間は7時間を目安にすることで、肥満率が下がることが研究結果でわかってきています。健康や美容のためでなく、ダイエットのためにも睡眠は大切なのです。
痩せるための眠り方・枕
体の疲れを取るのに最もいいのは眠ること。けれど兆時間眠ったからといって疲れがとれるとは限りません。上手に疲れを取るには、睡眠の質を高める必要があります。例えば枕の高さを調整して自分に合ったものにするだけでも眠りは服あくなります。
だいたい高すぎる枕を使っている人が多いので、一度バスタオルを折りたたんだものを枕gは割にするなどして高さを変えてみてください。デパートの寝具売り場には頭の高さを測ってから枕を選んでくれるところもあります。利用してみるのも良いでしょう。
睡眠不足で悩んでいませんか?
仕事が忙しすぎて必要な睡眠時間が取れないという人は短時間の睡眠でも体が休まるように工夫しましょう。枕元に入眠効果があるといわれるラベンダーを置いたり、眠る前に静かな音楽を聴いても良いですね。
また時間の使い方次第では忙しい中でも体を休める時間は取れるはずです。まとまった時間でなくても構いません。5分でも10分でも仕事の手を留めて大きく深呼吸したり、香りのいいハーブティーを飲んだりしてリラックスしてみて下さい。
子育てに忙しい主婦の方なら時間を区切って昼寝をしてみてもいいでしょう。上手に気分を転換させること。これが何よりも大切なことです。