不規則な生活や忙しさが続いたり、仕事や人間関係で生じるストレスをため込んだりすれば、女性でもコーヒーやタバコなどの量が増えることがあるのではないでしょうか?
コーヒーを飲むのはほどほどに
コーヒーが太る原因になるのはご存知でしょうか? コーヒーは1日に1,2杯程度飲むだけなら、リラックス効果があるのですが、飲みすぎると、ストレスホルモンの分泌を逆に増やしてしまいます。
ストレスホルモンの分泌がオーバーになると、老化を進めたり、体脂肪をためこんだり、よけいに食欲をアップさせることにつながってしまうのです。
食事や休憩のたびにコーヒーを飲んでいると、飲まないと気分転換ができない「カフェイン依存症」になってしまいます。このカフェインが切れると、イライラするようになります。
しかし、同じようにカフェインが入っている緑茶には、このような中毒性はありません。
タバコは活性酸素を発生させます。
タバコの葉に含まれるニコチンには、食欲をおさえたり、代謝を上げたり、腸の働きを上げる効果などもあるのですが、これらは、ニコチンが無理やり刺激しているだけで、体本来の力ではありません。
タバコは万病のもとである活性酸素を発生させるので、美容面でも体の老化をすすめてしまい、ダイエットの働きも低下させることになります。
タバコを吸うのは、太るための準備をしている?
タバコにはカドミウムなどの有害金属が含まれていますが、日常的に体内にためられます。そして動脈硬化、アルツハイマー病、腎障害などの重い病気になることもあります。
実はこの有害金属は、酵素の正常な働きを邪魔して、肥満の原因にもなっているのです!酵素というのは、消化・吸収・体を動かす燃料づくり、体脂肪の分解などの働きがあり、ダイエットに大きく関わっています。
ため込まれた有害金属は、栄養の吸収・燃料づくり・燃料消費のサイクルを壊して体を太りやすくしてしまいます。
タバコを吸っている間は、ニコチンのダイエット作用が働いていますが、一方で、痩せようとする体の仕組みを低下させています。つまり、今は痩せているけど、「近い将来太るための準備をしている」ということなのです!
「タバコをずっと続けるつもり」「いずれ辞めるとしても、もうしばらく吸いたい」 「今すぐ辞める」決めるのはあなた自身です。タバコを吸うことで、太るための準備をしているのなら、きっぱりとやめた方がいいのではないでしょうか。