肥満の原因というと、まず浮かぶのが食べすぎや飲みすぎです。特に高カロリー・高脂肪のメニューが多く、栄養も偏りがちな外食は肥満のもとです。
自炊した方が体にいいのはわかっているけど、忙しさからついつい外食に頼ってしまいがち。そんな生活を続けていくと、あれよあれよという間に体重は増加し、お腹周りにも不要なお肉が…。
そうなってから慌ててダイエットするよりも、日々の生活の中で予防に努めるのが健康的だし、結局はお財布にも優しいです。
そこで、いつものお茶をこれに変えるだけで、ダイエット効果や癒し効果があるということで、飲む人が増えているプーアール茶はどうでしょうか?
中国茶のプーアール茶はまろやかな味わいが特徴で、日本では健康茶、ダイエット茶として知られています。おいしいお茶を飲みながら健康的にダイエットできるのです!
プーアール茶の効果は大きく二つあるとされています。それが脂肪吸収ブロック効果と脂肪燃焼効果です。
プーアール茶のダイエット効果
脂肪は分解されてから体内に吸収されます。逆をいうと、分解されなければ吸収されません。
体内に摂取された脂肪が分解されるには、まず胆汁による乳化が必要ですが、プーアール茶に含まれる没食子酸と重合カテキンは、胆汁と結びつき脂肪が胆汁によって乳化されるのを防ぎます。乳化されていない脂肪は分解されることができないので、そのまま体外に排出されます。
なかなか体重が減らない人は、一度ついた脂肪が消費されないことがあげられます。運動をしてカロリーを消費しても、まず燃えるのは血液中の糖分で、血中や細胞の中にある中性脂肪を燃焼させることができません。
中性脂肪を燃焼させるには、まず燃焼することのできる脂肪の形、遊離脂肪酸にすることが必要になります。これを助けるのがリパーゼです。このリパーゼは中性脂肪を溶かす酵素で、細胞や血液の中にある中性脂肪を遊離脂肪酸にします。
そしてプーアール茶にはそのリパーゼの分泌を高める効果があることが、いくつもの臨床実験によって明らかにされています。これは他のお茶類にはない、プーアール茶独特の効果です。
プーアール茶によっていつもより多く分泌されたリパーゼは、血液の流れに乗って体の隅々まで行き渡り、体中の中性脂肪に作用して遊離脂肪酸になります。遊離脂肪酸となった中性脂肪は燃焼させることができます。
このようにダイエットに効果的なプーアール茶ですが、飲み方で注意することはあるのでしょうか?
妊娠中・授乳中は飲みすぎに注意
プーアール茶をお茶やコーヒーの代わりにごくごく飲んでいる人もいますが、他のお茶と同様にごく微量にカフェインが含まれているので、寝る前に大量に飲むことは避けた方がいいでしょう。ダイエット効果を高めるためにもできる限り、三食の食事と一緒に飲むようにしましょう。
プーアール茶を水の代わりにガブガブ飲むのは止めたほうが良いです。利尿作用でトイレに近くなってしまいます。プーアール茶は、食後または食事中に適量飲むのがベストです。
カフェインの量はコーヒーが全体の0.04%、ウーロン茶や煎茶は全体の0.02%含まれているのに対し、プーアール茶は0.03%です。カフェインがおなかの赤ちゃんや乳児に良くないということを耳にしますので、妊娠中や授乳中の方は迷ったりすることもあるのでは?
1日のカフェイン摂取量は、コーヒーで3杯程度までなら影響がないといわれています。1日にコーヒーを8杯以上飲む妊婦さんは、妊娠の継続に悪影響がある可能性があるので、大量摂取しなければ問題ないと思います。
ダイエットをしている人は、痩せたいという思いから、飲み過ぎてしまう傾向があるので、気をつけてください。ダイエットのコツは無理なく続けられること。それにはおいしく飲める茶であることが大事です。
当ブログ人気第1位は国産プーアール茶、茶流痩々です。何度もリピートしていますが、今度は低カフェインタイプを飲んでみました。これは荒畑園が土づくりからこだわって作られた牧之原産茶葉を100%使用した微生物制御発酵茶で、黒茶の種類です。
緑茶を80時間かけてクリーンルームで後発酵させることにより、重合ポリフェノール没食子酸が生成されます。低カフェインタイプはよりまろやかなでおいしい味です。体に優しく、食事中でも飲みやすいので、無理なく続けられますよ!