最近よく見かけるようになったのがライスミルク。近頃ではスーパーで見かける機会が増えてきました。このライスミルク、牛乳、豆乳に次ぐ第3のお米のミルクとして、注目されています。
欧米では以前からポピュラーでしたが、日本でも国産商品が増えてきているようで、じわじわとブームになっています。
ライスミルクの明確な定義はなくて、製法や味わいはメーカーによって異なりますが、大きな特徴は、お米を酵素の力で糖化させるなどした植物性ミルクであることです。
乳脂肪分やコレステロールを気にするヘルシー志向の人々から支持を集めていて、海外ではベジタリアンの愛飲家も多いそうですよ。
ライスミルクを摂るメリットは?
ライスミルクというと、低カロリーのイメージがありますが、これはお米の含有量が低い外国産ライスミルクが当てはまります。当然ですが、お米の含有量が低ければ他の栄養も減ります。
カロリーそのものよりも、コレステロールがなかったり、玄米で作られたものであればその栄養素を気軽に摂れることがライスミルクのメリットです。
牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする人がいますが、ライスミルクは乳糖を含まないので、牛乳にアレルギーがある人にもおすすめです。お米が原料なので豆乳やアーモンドミルクなどの他の植物性ミルクよりも親しみやすい味です。
国内メーカーが出しているものでは、発売前から話題になっていたキッコーマンの「玄米で作ったライスミルク」が人気です。国産玄米を原材料に使用していて、砂糖や甘味料は使っていません。
玄米にはビタミンEやビタミンB群、食物繊維など栄養素が豊富です。玄米を普通に炊くには水につけるなど手間がかかりますが、キッコーマンのライスミルクはすぐに飲める手軽さが人気のようですね。
またライスミルクはすりつぶしたり酵素で分解されているため、普通のご飯を食べるよりも胃腸の負担が軽いと言われています。
米を主食にしている日本人には親しみやすい味なので、ブームになっている今こそ試してみてはいかがでしょうか?