俳優の今井雅之さんが大腸がんであることを公表しましたが、1カ月後お亡くなりになりました。あまりにも早い展開に辛すぎます 😥
女性の場合、乳がんに次いで患者が多いですが、死亡数は大腸がんが1位となっていますので、決して人ごとではありません。大腸がんのリスクを上げると言われている要因について、4つまとめました。
野菜不足
厚生労働省の統計によると、野菜不足が挙げられています。今は女性の2人に1人は便秘に悩まされていますが、便秘の主な原因も野菜不足です。1日350gの野菜摂取を勧めていますが、達成できている人は相当少ないのではないでしょうか?
野菜は人の消化酵素で分解されない難消化性の面を持っているので、1食で350gを一気に食べようとすると、胃に負担をかけてしまいます。
野菜に多く含まれているビタミンCは、2~3時間に一度排出されます。体内で効率よく吸収するためには、1食だけでなく複数回に分けて摂取する必要があります。
葉物野菜をたくさん摂るようにしましょう。またできるだけ無農薬のものがおすすめです。無農薬の野菜を食べる習慣が付けば、その野菜本来のおいしさが分かってきて野菜好きになるはずです。
そして農薬を扱った野菜に舌が違和感を覚えるようになります。こうした野生の勘を取り戻すことも大事です。どうしても無農薬のものが手に入らなければ、よく洗ってください。流水につけておけば農薬はかなり流れ出ていきます。
ただしその分ビタミンやミネラルも流れ出ていきます。無農薬の野菜を生でバリバリ食べるのが一番良いです。
日常的な運動不足
運動不足も大腸がんのリスクを高めると言われています。運動は一般的に肥満を予防し、胆汁酸分泌を抑え、免疫力を高めます。
発がん性物質を含んだ便の排出も促すので、デスクワークなどで体を動かす習慣のない方は、運動不足に注意してください。私もこれが気がかりなので、気をつけないと…
大量の飲酒
女性の場合、大量の飲酒も大腸がんのリスクになると考えられています。厚生労働省によると、1日平均純アルコールで20g以下が節度ある適度な飲酒になるそうです。
女性は男性よりもアルコールを処理する働きが弱いので、その半分程度が理想という意見もあります。具体的には350mlの缶ビールを1日1本以下に抑えるといった具合です。
赤肉の食べ過ぎ
赤肉の食べ過ぎやハム、ソーセージなど加工肉の食べ過ぎも、大腸がんのリスクを高めると考えられています。どれぐらいが食べ過ぎなのかというと、1日80g以上の赤肉を毎日食べた女性に、大腸がんのリスクが高まります。
赤身の肉にはL-カルニチンが含まれていますが、くれぐれも食べ過ぎには気を付けて下さい。以上4つの大腸がんのリスクについてまとめましたので、ぜひ参考にして下さい!