ココナッツオイルは、人気のモデルミランダ・カーも愛用しているということで、日本でも大注目を浴びています。
なぜ、これほどブームとなっているのか調べてみましたが、ココナッツオイルには、健康から美容まで食べてよし、塗ってよしの万能オイルで、5つの特徴があることがわかりました。
ダイエット効果
ココナッツオイルに最も豊富に含まれる成分の一つに、ラウリル酸があります。ラウリン酸は、ココナッツオイルに含まれる飽和脂肪の大半を占める中鎖脂肪酸です。
中鎖脂肪酸は、長鎖脂肪酸と働きが異なり、肝臓で処理されてダイレクトにエネルギーに変わります。そのため、適量の中鎖脂肪酸を摂取すると、減量に効果があるということが明らかにされています。
風邪予防に
ラウリル酸は、体内でモノラウリンに分解されるのですが、これらの物質には、バクテリアや菌やウイルスを殺す働きがあることが、複数の研究で明らかになっています。
これから寒い冬が近づいてきますが、殺菌作用があるココナッツオイルは心強い味方になりますね。
病気の予防にも
精製されていないココナッツオイルによって、血中脂質の値が大幅に好転する可能性があります。
ある実験では、バージンココナッツオイルを摂取すると、総コレステロール値とLDLコレステロール(悪玉コレステロール)、酸化LDL、トリグリセリドの値が大幅に下がり、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が増えたそうです。
これらの研究結果により、心臓病を予防できるのではないかと期待されています。また、ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸には、アルツハイマー病の予防効果があるという医師の見解も多いです。
料理にも便利
ココナッツオイルは、ラードやバターのように固まっていますが、マイルドな味で他の食材の邪魔をしないので、料理にも使いやすいと評判です。揚げ物やドレッシングなどに使えば料理が美味しくなり、エネルギーが燃焼されやすくなるので、新陳代謝も上がります。
美容効果もあり
ココナッツオイルはバスルームでも活躍できます。肌の保湿や髪のダメージ補修など使い方は様々で、その使い勝手が良いところも魅力なのです。
ココナッツオイルは、健康やダイエット効果などからこれからも注目されると思いますが、あくまでも、脂肪分を含んでいることを忘れずに、適量を心がけましょう。