ダイエットでやっぱり気になるのが体重ですよね。1キロ減った、2キロ減ったと体重の数値で一喜一憂を繰り返してしまいます。
ゆる~い筋トレ「スロトレ」をやり始めてから、体脂肪率が減ってるのに体重が増えていることがありました。これは、筋肉が付いてきてダイエットに成功している証拠とも言われています。
でも、本当にダイエットに成功しているか気になりませんか。いったい体重と体脂肪率、目安になるのはどっちでしょうか?
減らすのが難しいのは体脂肪です
体脂肪率は、たとえば60キロの人の体脂肪率が20%なら、12キロの脂肪が体にあるということです。体脂肪率は低ければいいというわけではなく、低いと体温の低下や筋肉の低下などを招きます。生理不順なども起こる可能性があります。
体脂肪率が減ったのに体重が増えるのは、実はコレは正解なんです。どうしてと思うかもしれませんが、体重は体脂肪率だけでなく、いくつかのもので構成されています。体重 = 身体を構成する総量で、骨、筋肉、内蔵、水分、脂肪です。
さらに、体重は身長と照らし合わせてBMIを測定し、肥満度を調べることができる指標となっています。一般的にダイエットの時、体重が増えたり減ったりとか、そういったことが重要視されます。
でもダイエット中の時、体重を減らすよりも体脂肪を減らすほうが難しいと思ったことがありませんか?
運動しながらダイエットすると体脂肪率は落ちます。体重よりも体脂肪率が落ちることになりますが、それは筋肉がつくからです。引き締まって見えるし、基礎代謝も上がり、痩せ体質になることができます。
一方で食事制限だけのダイエットでは、体重だけが落ちて体脂肪率はあまり落ちません。
食事制限だけでダイエットを考える人が多いですが、それだけで健康的に減量できる体重には限界があります。ダイエットしてもリバウンドして気づいたら前の体重より増えている場合、食事制限だけのダイエットをしていることが多いです。
ダイエットの成功 = 体脂肪が落ちたとき
体重を落とすことよりも、体脂肪が落ちることがダイエットに成功したといえます。ダイエットをしていると体重ばかり気になってしまいますが、実はそこまで重要ではないのが分かりますね。
ヤセ体質は、筋肉を増やすことが常識となりつつあります。そうなると基礎代謝も上がり、何もしなくてもカロリーを消費してくれます。
体脂肪率を減らすのはもちろんですが、基礎代謝を上げるためにも筋肉量もしっかり増やしていくことになります。
体脂肪よりも筋肉のほうが重いので、減った体脂肪と同じだけ筋肉が増えたりすると、体重が重くなってしまうわけです。運動しながらダイエットをしていると、誰でもそういった状況になることがあります。
それでも、体重が重くなっても体脂肪率が減っていれば、ダイエットに成功しているといえます。
ダイエットでいちばん大切なことは、太りにくい身体、リバウンドしにくい体を作るということです。筋肉はエネルギーをたくさん使うので、筋肉があればあるほど何もしなくても、カロリーを消費してくれます。
まとめ
ダイエットを成功させるためには、筋肉を増やすことがポイントです。こうなると、何も食べずに体重を落とすことが意味のないことが理解できますね。
体重が増えていると、太ってしまったと思いがちですが、体脂肪率が減っていればダイエットに成功しています。筋肉は体積が小さくて重たいので、筋肉が付けば体重が増えたとしても、引き締まった身体に見えます。
体重は全く意識しなくていいわけではありませんが、体脂肪率を意識した体作りを目指しましょう!