農学博士であり、あずき研究の第一人者、あずき博士として活躍する先生の本を見つけました。あずき博士が教える 「あずきのチカラは こんなにすごい!」 です。
その内容は、冷え症・肩こり・疲れは、毎日の不調があずきを食べるだけで驚くほどラクに。腸がきれいになり、宿便・便秘とサヨナラでき、血液サラサラ効果・高血圧予防・むくみの解消にも。
あずきには食物繊維と豊富なビタミン類も含まれているため、美容効果が期待できるというものです。
納豆・豆腐などは取り入れてきたものの、スッキリしない日が続いたので、食生活に「煮小豆」を取り入れました。現在3週目に入ったところです。
煮小豆の作り方は本にも書いてありましたが、時間をかけて煮た方が美味しいので、クックパッドのレシピを参考にして作りました。
煮あずきの作り方
小豆300g、水はその倍の量600CCを用意します。小豆を洗い、軽く水洗いしたら圧力なべに入れ、火にかけます。小豆を軽く2分程炒ったら水を入れます。圧力鍋で15~20分程煮たら完成です。
煮あずき完成後はこんな感じ。それをご飯に混ぜたり、ヨーグルトのトッピングにしています。煮あずきは味が無いので段々飽きてしまいそうですが、腹持ちが良く、お腹がすくことは無くなりました。
去年の10月ぐらいから薬に頼っていました。その効果をまとめると、
- タケダ薬品便秘薬:スッキリは1週間に一度だけ。また効果はその時の体調によってバラバラだった。
- ビオフェルミンS:1週間に2回ぐらいスッキリする。お腹が張ってきて苦しくなることがありイマイチだった。
この結果、薬に頼らずに食品などを取り入れることにしました。
現在は乳酸菌サプリも並行して取り入れていますが、煮小豆で1週間に3回はスッキリしてるので、腸内環境は良くなってきています。
私は料理が好きなので、煮小豆を作るのは決して面倒に感じませんが、簡単に作れたらいいのにと、思っている人もいるはず。そんな人のためにとっておきの情報です。NHKの朝の情報番組・あさイチで小豆を特集していました。
小豆を手間暇かけずに美味しく頂けるスゴワザや、あんこに一工夫するだけで大人の味に仕立てる技など、小豆に光を当ててその活用法を紹介しています。
保温ボトルで簡単ストック小豆
産地北海道の農家・森田さんは小豆の達人。便秘予防として日々の食卓に小豆を取り入れています。冷蔵庫に常備しているのは加熱して柔らかくした小豆。その名も「ストック小豆」。
一般的に小豆を茹でる場合、鍋につきっきりになりがちですが、保温ボトルを使えばその手間はありません。吹きこぼれの心配も無く、ガス代や電気代も節約でき、簡単にストック小豆が作れます。
ストック小豆の作り方
お湯を沸かす。小豆75gを洗い、保温ボトル480mlに入れます。熱湯400mlを注いでフタをします。加熱ムラを防ぐために軽く振り、横に寝かせておくだけでOKです。加熱時間の目安は6~8時間です。
ストック小豆は傷みやすいので、塩小さじ1/2を揉みこんで冷蔵庫に保存し、2~3日で使い切ります。注意点として、加熱が不十分だと下痢などの症状が出る場合があります。
保温ボトルの性能や大きさで加熱時間に差があるので、慣れるまでは白い芯が無いか確認すると良いです。
粒あんの作り方
ストック小豆200gが浸るまで汁を入れる。ひと煮立ちしたら砂糖60g、塩少々を入れる。小豆がつぶれないように一定方向に混ぜ、水気が飛んだら完成。
簡単赤飯
ストック小豆と汁を分け、研いだ餅米を3合用意。ストック小豆100gを入れ、炊飯器で炊き上げれば完成。
あんこのチョイ足しレシピ
- あんこ100g + 小大さじ2/3 = みたらしのような香ばしいあんこ
- あんこ100g +さ んしょう小さじ1 = さわやかですっきりしたあんこ
- あんこ100g + ブランデー大さじ1/2 = 大人の味の高級あんこ
- あんこ + 油あげ =簡単に「もなか」が作れます。油あげを2等分し、中にあんこを詰めます。つまようじで口を閉じ、オーブントースターなどで表面がカリッとするまで焼いたら完成です。
煮小豆を実践していると、その味に挫折しそうになります。長く続けていくには飽きない工夫も必要なので、あんこも取り入れてみることにします。甘いものは極力食べないようにしていますが、たまにはいいですよね…。