体脂肪とはその言葉の通り、体重の中の脂肪の割合のことを指します。つまり、体重の何%が脂肪なのかという割合を知る数値です。体脂肪は体の健康を維持していくために、とても大切な役割を担っています。
寒暖時の体温調節、免疫などのホルモン分泌、体を動かすためのエネルギー備蓄などに、体の脂肪分は必要不可欠です。
5つで分ける体脂肪の区分法
体脂肪率の区分法の一つとして、「痩せ」「標準-」「標準+」「軽肥満」「肥満」の5つで分ける考え方があります。理想の体脂肪率は、年齢によっても大きく違い幅があるため、自分の年齢の標準値を知り、比較してみると良いです。
項目は主に痩せ・標準・肥満の3パターンですが、標準に関してはマイナスとプラスの二つに分かれています。標準マイナスは痩せ寄りで、標準プラスは軽肥満寄りです。標準の中の数値であれば、体脂肪による体への負担は少ないと見ていいです。
日本人の理想体脂肪率は、男性15~20%、女性が20~28%とされています。日本人は世界的に見ても肥満率が低く、他の国に比べて太っている人の率が低い国なんです。それは日本食の和食が太りにくい点や、若い世代のダイエットが根付き、痩せている容姿を目指す傾向から、日本人の肥満率が低いと考えられています。
年齢別の体脂肪率の理想(女性)
~13歳 痩せ~14% 標準(-)15~24% 標準(+)25~33% 軽肥満34~37% 肥満38%~
14歳~17歳 痩せ~17% 標準(-)18~26% 標準(+)27~35% 軽肥満36~39% 肥満40%~
18歳~39歳 痩せ~20% 標準(-)21~27% 標準(+)28~34% 軽肥満35~39% 肥満40%~
40歳~59歳 痩せ~21% 標準(-)22~28% 標準(+)29~35% 軽肥満36~40% 肥満41%~
60歳~ 痩せ~22% 標準(-)23~29% 標準(+)30~36% 軽肥満37~41% 肥満42%~
これを見ると、40代女性は21%までが「痩せ」に入り 「標準」なのは22~35%まで。軽肥満は36%からで、「肥満」になるのは41%以上ということになります。
以前の体脂肪率はず~っと31~32%でしたが、「標準+」だから軽肥満寄りだったワケです(^_^;)やっぱりダイエットして正解だったんですね~。
女性らしさが際立つボディに必要な体脂肪率は?
「体脂肪率17%は、女性としては低いですか。理想的な数値ですか?」このような質問に対し、「理想的」と答えたら間違っています。質問の正解は「低い」です。
「17%で低いの?、体脂肪って低ければ低いほどいいのでは?」という声が聞こえてきそうですが、女性は体脂肪率が17%を切ると、月経不順や無月経になってしまうことがあります。無月経になると、若くても更年期障害を発症します。
例えば、急激なダイエットで痩せた人は、体における脂肪の割合が低くなったために、脳は体が飢餓状態だと間違った判断をしてしまう場合があります。
そうなると飢餓から命を守るために様々なエネルギーが使われ、女性の場合は無月経が起きたり、別の病気にかかりやすくなってしまう可能性があるのです。
のぼせや多汗、情緒不安定や体重の変動、不眠やうつ症状、骨密度の低下などの問題が生じます。こうなってしまうと本格的な治療が必要になります。極端なカロリー制限をしていないかなど、食事全体の栄養バランスを見直して、体脂肪を標準へ近づけるように努力することが大切です。
女性らしさが際立つボディに必要な体脂肪率は21%です。私の体脂肪は今年の1月は26%だったのが、現在は20~21%台をキープしています。やっと理想的なスタイルになってきました~。
月経は毎月きちんとあるし、体の調子は前よりも良い感じです。体脂肪はプロフィール欄に掲載していますが、私のダイエット法は、無理しないでゆっくりと時間をかけて実践しているのが良いのかなと思っています 😀