食事は美容・健康と関係ありそうだから気をつけるけど、飲み物には意外と無頓着な方がいるようです。
まず気をつけたいのがカフェインの摂り過ぎです。カフェインは神経興奮物質なので、摂りすぎれば当然のように弊害も出ます。
特に夜8時以降に摂ると睡眠に影響するので、寝ている間の肌の再生を妨げます。そこでカフェインを含む飲み物は夜8時以降は避けるようにして、1日2杯くらいまでにとどめましょう。
もうひとつ注意したいのが疲労回復を目的とした栄養ドリンクです。疲れ気味の時や風邪をひきやすい時などに、元気をつけようと思って飲んでいませんか?
栄養ドリンクの中身は主にブドウ糖とビタミン類にカフェインを加えたものです。ブドウ糖はすぐにエネルギーに変わり、カフェインによって目が覚めるので、元気が出たような気分になります。
しかしあくまでも体の休息にならないので、本当の意味で疲れを回復してくれるわけではないのです。一種の錯覚のようにカフェインは摂り過ぎると中毒になります。
カフェインが切れたりするとイライラや手の震えなどの禁断症状があります。これはアルコール中毒やニコチン中毒と同じことです。常用しがちな栄養ドリンクですが頻繁に飲むのは避けるようにしましょう。
朝起きたら温かいハーブティーを飲む
美容や健康のために、温かい飲み物をゆっくり飲むように心がけましょう。おすすめはハーブティーを利用することです。
ハーブティーは芳香植物であるハーブを使って入れるお茶です。昔からヨーロッパでは薬草茶として親しまれてきました。薬効や香り、風味を親しみながら生活に取り入れてみましょう。
温かい飲み物は気分を和らげてくれます。冷たい水は朝のびっくり水といって、寝ぼけている体に活を入れてくれて、便秘解消にも効果がありますが、身体を冷やす心配があります。冷たい飲み物は女性は避けるようにして、ホットなハーブティーがおすすめです。
朝起きたら温かいハーブティーをゆっくり味わいましょう。40~50℃のゆるい温かさで飲むと、身体の内側から温まって血のめぐりが良くなります。腸もぜん動運動を始めるので排泄の準備に入ります。体温が上がって痩せる仕組みにスイッチが入り、基礎代謝が働きだします。