アラフォーになってからダイエットに成功すると嬉しい反面、一気に老けてしまうことがあります。
「自分の顔をじっくり見るとムンクの叫びのような感じで頬がこけてしまった」「顔が予想以上にこけてしまった」「鏡に映る自分の顔が疲れて見える。」
元気なのに周りの人から「具合悪いの?」と聞かれるようになってきたら、それは頬のこけサインです。暗くやつれた印象に見えたり実年齢より老けて見られることもあります。
できるだけ早くケアしてあげましょう。
40代がダイエットで頬がこける原因
40代から体重が減ると顔が老けるようになります。私も経験済みです。元々面長の顔立ちで筋肉が少なかったのです。ダイエットで頬がこける原因のひとつに食事制限が挙げられます。もしかすると栄養バランスが良くなかったかもしれません。
筋肉を維持しつつ、緩やかに減量をしないとひどいたるみが出やすいです。部分痩せはほとんどできまないので、体全体が痩せたときに頬の肉も同時に痩せ、顔だからそこが目立ってしまうのかもしれません。
40代は痩せるより筋肉
女性はとかく太る=罪と勘違いしがちです。20代では伸縮自在だった皮膚も、40歳を超えるとそうはいきません。やみくもに痩せたら、皮膚はたるむかしわになるかの二者一択です。
実は脂肪は筋肉の上についているので、筋肉がたるむと脂肪もたるむようです。身体を引き締めるには筋肉を鍛えるのは必須です。40代筋肉量は20代より10%減少するので、運動を習慣化すれば40歳からでも十分に筋肉は増やせます。
体型維持なら正しい姿勢
現在の体型を維持したいなら正しい姿勢をキープするだけで効果があります。地球には重力があり、私たちは姿勢を保つために抗重力筋を使っています。正しい姿勢を取るだけで軽い筋トレになるなら、オフィスワークだって楽しめるということです。
ただし今より引き締めたい場合は+αの筋トレは必要です。一番効率がいいのは週3回の筋トレです。それ以上行ってもあまり効果は得られないようです。
顔が痩せて老けるのを防ぐ5つの対策
1. 糖質を無理に抜かない
糖質制限ダイエットが流行していましたが、痩せるために炭水化物はほぼ取らないのは大きな間違いです。
極端に炭水化物や糖質を抜くとげっそりするだけです。GI値が低めの糖質を上手にとって下さい。糖質は脳細胞を働かせるための大切なエネルギー源です。
GI値とはその食品を食べたときに血糖値が上がるスピードを測ったものです。低いほど太りにくいです。例えば白米より玄米、食パンよりライ麦パン、うどんよりそばの方がGI値が低いです。
美味しいものをいっぱい食べてちょっとでもお肉をつけると、また違うはずです。甘いものを食べるのではなく、良質な赤みの肉や魚を食べるのも良いです。
老けた、貧相になったとネガティブにとらえずに、進化したと思ってみるのもいいですね。
2. 頭皮マッサージ
頬と頭皮は関係ないように思えますが、頬こけの原因である顔のたるみは頭皮からスタートしています。頭皮がたるむと顔のたるみが生じます。オイルを使った頭皮マッサージを週1~2回行うと良いでしょう。
3. 表情筋を鍛える
顔の筋肉を甘やかさないことが大切です。顔の筋肉が衰えると頬がこけやすくなりますので、表情筋を鍛えることが大切です。マッサージやトレーニングを行い、表情筋を鍛えていきましょう。少なくとも老け顔は避けられます。
- 口の中に息をためて頬を膨らませます。
- その空気を上唇、右頬、下唇、左頬の順に動かしていきます。
- 一度行ったら今度は反対周りで動かし、右回り、左回りで1セット。これを10セットほど行います。
4. メイクでカバー
いつものメイクに少し工夫してみると、頬のこけはうまくごまかせます。まずベースメイクは明るめの下地を使ってみて下さい。
くすんだ印象に見える顔色をワントーン明るくすることができます。そして目の下や法令線にハイライトを入れ、頬のくぼんでいる部分をカバーします。
5. 表情が大切
鏡を見たらしわやたるみを気にするのではなく、表情に気を付けましょう。どんなにきれいな人でも、眉間にしわを寄せたり「へ」の字の口にしていたら、魅力がありませんよね。
逆に目尻にカラスの足跡があっても、法令線がくっきりしていても、自然に目元がゆるみ頬がぷっくり膨らんで、口角がきゅっと上がった笑顔は魅力的です。こういう表情は意識しないとうまくできません。
顔は心です。心が沈んでいたらどんな美人でもNGです。ダメだと思うことでますます悪い方にいってしまいます。笑顔を絶やさずに幸せな気持ちを持つと良いです。むっつり老け顔では一緒にいてうんざりしますが、多少頬がこけていたって、しわがあったって笑顔でいれば気にならないものですよ。
まとめ:40代はダイエットでやつれないように気を付ける
ダイエットしたいけど老けたくないのが40代です。ダイエットは適度な食事制限と有酸素運動で脂肪を減らし、無酸素運動である筋トレで筋肉を鍛えることです。
頬がこけていることで自分に自信が持てなくなっては大変です。生活習慣を見直してみたり、メイクを工夫することで目立たなくすることはできます。
肌に良い食品や化粧品で美肌を維持しつつ、表情筋をしっかり鍛えてたるみを防止しましょう。きれいに痩せるには大切なことです。